「左官」とは 2015-7

こんにちは!工事管理担当の松村 勲(まつむら いさお)です。
 6月に入り梅雨が目前に迫っています。ジメジメ嫌ですねーー
 さて「左官」とはご存じの様に、漆喰やモルタルを壁等に塗る職人のことを言いますが、平安時代からその職があったらしいです(諸説あります)。
その時代、律令制のもと、4等官制を設けます。上位から「長官(かみ)」「次官(すけ)」「判官(じょう)」「主典(さかん)」があり、「主典」のなかに宮廷の建築・土木・修繕を行う「木工寮(もくりょう)」がおかれ、その職人を「木工寮の属さかん」と呼んでいたようです。音読みでは「ぞく」、訓読みは常用漢字表外で「さかん」とよみます。左官の文字が確認されている文献は、1605年の『宇都宮大明神御建立御勘定目録』の中に「左官作料」とあり、一般的に壁塗り職人を左官と言ったのは1640年以降だそうです。
大工も木工寮の中に「大工おおきたくみ」「小工すないたくみ」「長上工ちょうじょうこう」「番上工ばんじょうこう」としておかれており、「大工だいく」としての呼び名が一般化するのは江戸時代後期とのこと。
大工さんも左官屋さんも日本の家造りでは無くてはならない存在で、伝統の職業なのですねー、いやーすばらしい
です。実は、私の父親も大工でしたが、家の2階でノコギリや丸鋸の刃を一目一目ヤスリで摺りあげていたのを思い出します。今の時期、吸湿効果のある珪藻土を左官屋さんに塗ってもらうのもいいかもしれませんね。