これにて一件落着?〜金さんの日〜

3月2日は「遠山の金さん」の日です。遠山の金さんこと遠山左衛門尉景元が北町奉行に任命されたのが1840年のこの日なのだそうです。金さんは貧乏旗本の三男坊で家督を継ぐ見込みもなく遊びまわっていたのですが、長男次男が早世したため33歳で家督を継ぐことになります。小納戸役という将軍の側でこまごまとした雑用をする役です。ここから金さんは順調に出世をして48歳の時に北町奉行に就任することになります。2年間務めたあと7年間南町奉行を全うします。

金さんのトレードマークである彫り物は桜吹雪ではなく家督を継ぐ前の遊び人時代に入れた女性の生首が手紙を加えた絵柄で、テレビで見るほど大きくもなかったと諸説ありますが、桜吹雪ではなかったのは確かなようです。そんな金さんは大のコーヒー好きでした。父親の遠山影晋が長崎奉行を務めていた頃にオランダ人から紹介されたコーヒーを初めて飲んでファンになったそうです。

決して派手な人生でもなく、目立った功績も残さなかったのにドラマの主人公になり、「金さんの日」ができるほど今の日本で愛されているなんて当時の本人が知ったら驚くでしょうね。