まっチャンの建築メモ。差金(さしがね)

こんにちは!工事管理担当の松村 勲(まつむら いさお)です。(1月末記)
1月は大雪がなくて良かったですね。
雪かき道具はバッチリ揃えて置きましたが・・でも油断禁物です。

さて、差金(さしがね)とは指矩とも書き、建築では曲尺・矩尺(かねじゃく)ともいいます。
矩は直角、尺は尺貫法での長さの単位で、名のごとく、大工さんが使う直角に曲がった金属製の物差しをいいます。
この矩尺は、√ルート計算や円周の長さまで測ることができる優れた物差しなのです。
す・す凄い!直角の精度がでる小さいスコヤと言う道具もありますよ。

又、「いったい誰の差金でやったんだ!」なんて使われることもありますが、
これは人形浄瑠璃の人形のなかで操る細い棒からきたという説と、歌舞伎での蝶や鳥が舞う様を表す為の針金を付けた細い竿説があり、
どちらも人の見えないところで操ることから、背後で人を操る意味となったらしいです。
が、大工の棟梁が矩尺を持って指図したからとも言われております。

「尺も短きことあり寸も長きことあり」と言う諺があります。
1尺は30.3cm、1寸は3.03cmですが、事柄によっては優れたものでも愚かなものに劣ることがある意です。
4文字熟語では「尺短寸長」セキタンスンチョウ、一長一短があります。
どんなに偉い親方でも物を持って指図しちゃダメヨ~~、その人を思いやって指導してくださいね(^。^)y-.。o○