不動産ならぬ『負動産』?

皆様こんにちは!不動産コンサルタントの木村です。
この記事を書いている頃は桜の満開も過ぎた頃ですが、皆様のお手元に届く頃にはさらに暖かくなり、
いよいよ一年で一番過ごしやすい季節、ゴールデンウィークが目前だと思います。

先日の私事で書いた祖母の件ですが、老健(老人健康保険施設)に入所できることになり先日手続きに行ってきました。
今後はリハビリを続けながら自宅復帰を目指すことになります。
しかし自宅への復帰率が1割程だと聞き、少し複雑な心境です。

さて、今日お話ししたいことは不動産ならぬ『負動産』のことです。
まあ、当て字とはいえ最初に言った人は偉いというか広まったもん勝ちという感もしないではありませんが。

最近ではワイドショー等で時折特集しているので目にされた方もいるかもしれません。
クルマや家財等の『動産』に対して動かない財産だから『不動産』というのですが、
不動産とはつまり財産価値があるものという感覚が我々首都圏に住んでいる者にとっては当たり前かもしれません。

しかし、大都市圏を少し離れると状況は一変します。
資産どころか支出ばかりを生み出す収益の反対の不動産はたくさんあります。
かつて不動産は値上がり益が見込める時代が長く続いたため、持っているだけで将来へ資産を蓄えていることでもありました。
しかしながら日本の人口が減少し始めている現在、収益を生まず税金や管理費用といった支出しかない不動産それが『負動産』というわけです。

実際にはこういった事例があります。
田舎(故郷)に親が住んでいる(いた)土地建物があるのだが、高齢でもあるしこちらに引き取ろうと思う、
しかし土地も建物も買い手も住み手もおらず、毎年の固定資産税が出ていくのみ、つまり負債しか生まないのだがどうしたものか・・・・。
もうしばらく誰も住んでいない老朽化が進む家を相続した。
しかし解体費用が数百万に上り、たとえ更地にして売却しても、持ち出しが相当な額に上る・・・・。

これらについては来月以降、順次考えていこうと思います。
それでは次回までごきげんよう!