働かないのに「働きアリ」

童話「アリとキリギリス」でも登場するように、怠け者のキリギリスを横目にせっせと働くアリ。働き者で女王アリに尽くすイメージがあるが、実は全員が真面目に働いているわけではありません。

働きアリの主な仕事は、餌の採取、卵や女王アリのグルーミング(猫で言うところの毛繕い)、ゴミ捨て等があり、絶えず仕事をしています。ところが、全体の2話位のアリはその仕事を一切せずに巣の中をうろちょろしたり、自分をグルーミングするだけで、食事も他のアリが持ってきたものを口移しでもらうという、アリのニートのような存在です。

このニートの割合は、どのアリの集団においても同じですが、ニートアリは働きアリの交代要員でもあり、その集団自体を長く存続させるために必要な存在だそうです。またこれは人間の集団においても同じで、2:6:2の法則と呼ばれ、集団の2割は率先して働き、6割はそれにつられてやる気を出す、そして残りの2割は働きが悪いというものです。

また、その働きが悪い2割を取り除いたとしても、新しく編成された集団の中で、同じ割合が出来上がるそうです。これはどんな集団にも当てはまり、働かない人ばかり集めてみると、その中の2割は前向きになるという調査結果も出ています。

しかし、どうやって働くアリと働かないアリになるのでしょうかね?アリが自分で進路を考えて決める?・・・不思議ですね。