続、木村流『負動産』論! 2015-7

湘南 踏切

続、木村流『負動産』論!

皆様こんにちは!不動産コンサルタントの木村です。
毎日のように二十五度を超える夏日だった五月も過ぎ、少し涼しい六月に今年も気候は大丈夫か、冷夏にはならないかな?と空を見上げる木村です。
さて、先々月号でさわりだけ書いたままになっていた、流動性が低く支出が対価を上回る不動産、最近でいうところの『負動産』ですが、私の持論は現在ではこうです。
結論から言うと、いくらでもよいから、場合によっては何かを付けてでも『所有することから離脱する』ことです。つまり、売るどころか、時にはあげてしまうとか、金銭を付けてでも自分の手元から離してしまうのです。
強力な言い方をすると、『そこからはもう逃げましょう』ということです。これが例えば農地等で年間の固定資産税等が数百円とかなら、気持ちの問題で持っていても良いのかもしれません。タケノコなんかが生えてくれば、それはそれで楽しいものです。いわゆる田舎で土地売却での相場が数十万円なのに固定資産税等が年七万円なんていう例はいくらでもあって、一体全体どうゆう計算だよ、とは思います。
しかし、中途半端な資産的要素を持つ大都市圏以外の地方の宅地等で、資産価値の低い家屋(時に廃屋ともいう)が付いているのであれば、総合的に判断して、ここはひとつ捨ててしまう的な判断も必要かもしれません。
ご先祖様が残してくれた『財産』に対してこのような対応を取るのは失礼かもしれませんが、既に大都市圏以外では人口減が目立ち始め、かつて拡大した都市形成が縮小に向かっている現在では、これもまた致し方ないのかもしれません。
そもそも土地や建物が値上がり益的要素を含めた財産としては、昔は見られていなかったのだと何かの文献で読んだことがあります。いつだったかはまた書かせていただくとして、文字として残すには少し勇気がいる今回のテーマだったことを記させていただきます。
それでは次回までごきげんよう!