耐震診断と安心

去年9月に台風並みに強い風が吹き、当社のお客様宅の屋根瓦にさまざまな被害が出ました。
山でいう「峰」の部分にあたる頂点の「棟」というところがくずされてしまうというのが多かったです。

屋根材としては瓦が一番良いと思っていますが、「重い」ことが唯一の弱点です。
屋根の上が重いと地震の際、振り子の逆で大きく揺さぶられてしまい、支える壁(骨組み)が耐えられなくなりつぶれてしまうことがあります。
耐震工事というと壁、柱の補強に目が向きがちでそれも大事ですが「頭」を軽くすることがとても有効です。

3月に起きた地震のあとでもあり、この際修理にとどめずに重い瓦をやめて軽い「金属瓦」というものに葺き替えることをお勧めし以降何軒かその仕事をさせて頂きました。

現在直接被害を受けなかったお客様からも心配だから、と「耐震診断」の依頼を数軒受けています。
阪神地方で起きた地震において「一応倒壊しない」という基準を作りそれを上回るか下回るかというものです。
家の間取り、築年数、基礎、屋根、壁などなど様々な条件をパソコンに入力すると目安としての数値が算出され、どこの部分が弱いのかなどの診断ができるものです。

どんなに手を加えても「絶対安全」ということはないのですが弱いところが事前に目で見て確認でき対処ができるということで「まあまあ安心」してもらえるのではないかと思っています。