茨城県の大きな人〜巨人伝説

茨城県の観光名所でもある牛久の大仏さまは有名ですが、茨城県にはもうお一方大きな方がいらっしゃるのです。それが水戸市にある「大串貝塚ふれあい公園」のダイダラボウです。ダイダラボウはダイダラボッチ、デイダラボッチなど、様々な名前で呼ばれていて日本全国に巨大な男の伝説が残っていますが、「常磐国風土記」にはこのように書かれています。

上古(いにしえ)人あり。体は極めて長大(たけたか)く、身は丘壟(おか)の上に居ながら、手は海浜の蜃(うむぎ)を摎(くじ)りぬ。その食(くら)いし甲斐、積聚(つも)りて岡と成りき。時の人、大朽(おおくち)の義を取りて、今は大櫛の岡という。その践(ふみ)し跡は長さ四十余歩、広さ二十余歩なり。

風土記に従って計算すると、足跡は72x36m。彼は丘に座って海の貝を食べていたと。このダイダラボウの像は、風土記の伝説に比べると小さいのですが、登ることができて手の上から素晴らしい景色が眺められます。人間の姿を想像しながら、彼の手のひらから絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。